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るま・ばぐーす通信
最終号編集後記[第123号]
今日は、お店はお休み。シャッターを閉め店内にいます。27年間頑張ってくれたテーブルに頬杖をつき、この道をふり返っています。連雀通り沿いの木造二階建ての家をお借りしてスタートしたフェアトレードのお店。昼食時にお出しするカレー作りのお手伝いが出来ればと軽い気持ちで一歩を踏み入れました。当時は私共の考え方を前面に出さず「めずらしい物」のお店として存在していました。10年が過ぎた頃、現在の場所に移りました。ここは駐輪場にも困らずゆったりしていて気持が楽でした。お客様の中には市民活動をされている方も多く、情報交換の場としてもここをご利用下さって嬉しく思っていました。私も自分の立場を忘れてしまうことも多々ありました。
この間、私の暮らしも変化し、息子達は独立し、3人の親は看送り、孫は5人となり、その度にお休みをいただきました。お客様も同年輩の方も多く、共通話題で盛り上りました。お陰様で足どり軽く通えた27年間でした。お店は閉じますが、皆さんとのつながりはゆるやかに続けたいと思っていますので、これからも宜しくお願いします。(島田)
いつかはこの時(=閉店)が来るのは判っていたのですが、いざ様々なお知らせを作ったり片付けをしていると、ちょっと寂しい気持ちになる事か有ります。1997年12月にスタートして今年で27年目の「るま・ばぐーす」。島田さんという心強い存在が有っての日々でしたが、様々な形で支援して下さった多くの皆様にも感謝しかありません。
「フェアトレード」に出会った事がきっかけで「店」をスタート。経験の無い事でしたが、様々な試行錯誤を楽しみ乍ら日々を過ごさせて頂きました。「店」としての「るま・ばぐーす」は終了致しますが、別の形での「るま・ばぐーす」を検討中です。
有難うございました。そしてまたお会いしましょう!!(岩佐)
インドネシア語で素敵な家という意味の「るま・ばぐーす」は、三鷹・武蔵野地域で唯一のフェアトレード専門店です。
1985 年頃にフェアトレードという仕組みを知りとても感動し、この地域で草の根の国際交流や国際貢献の活動を始めました。また、フェアトレードをもっと知ってもらいたいと思い、勉強会も開催いたしました。その中でお互いに協力できる仲間もでき、より積極的にフェアトレードに関わろうと思い、1997 年に「るま」をオープンしました。
今では、近隣のお買い物を楽しんでくださるお客さまだけでなく、ホームページを見て遠方からいらっしゃったり、インターンシップやワークショップを実施いただいたりと、本当に様々な方が「るま」をご利用くださるようになりました。
これからも「るま・ばぐーす」は、みなさまの素敵な家であると共に、フェアトレード専門店として素晴らしい商品をお届けしてまいりたいと思います。
お気軽にご連絡ください。
お店やレンタルボックスだけでなく、フェアトレードについて知りたい、お店を見学したいなどでも大丈夫です。
0422-41-4666
営業:11:00〜17:00(日月祝休)
フェアトレードって?
公正な貿易で途上国の生産者を持続的に支援する
20世紀半ばは、途上国からの搾取や乱開発などが残念ながらまだありました。そこで、公正な貿易によって、途上国の生産者を持続的に支援していく「フェアトレード」という考え方が生まれました。今では、世界中に広がり、日本でも店舗の一部にフェアトレード商品を置く店も増えてきています。
これがフェアトレードの目的です。